冷凍冷蔵の世界と未来
先進国として我が国も批准した「改正オゾン層保護法」は、地球温暖化を防ぐために、いわゆるグリーン冷媒、ノンフロン又は低GWP(地球温暖化係数)製品の開発・導入を計画的に推進していくことを求めています。これを機に、特に食品流通・小売りに関わる企業では、持続可能な冷凍冷蔵を導入することが優先事項になってきています。弊社は、日本で初めて、自然冷媒、CO2 ブースターシステムをグループ会社の東北水産に導入しました。オゾン破壊係数(ODP)がゼロ、地球温暖化係数(GWP) が1 であるCO2 は、他の冷媒を測定する環境基準とされています。また、生鮮食品の夢の流通手段にもなり得るハイブリッドアイスの取り扱いも開始。冷凍冷蔵の未来は、今後ますます新技術の開発と導入が進み、そのベネフィットを消費者が身近に感じるようになるでしょう。